迷宮入り ~ノスタルジーな思い出~

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いらっしゃいませ。

当ブログのオーナー、ゆこっこです。

迷宮入りの出来事って、色々とありますが、今日は私の小学生時代に起きた事件について、お話したいと思います。

事件発生

小学校6年生の頃、学校の玄関にある靴箱の中の上履きに悪戯いたずらをされるという事件が連続して発生するようになりました。

悪戯の内容としては、上履きを隠されたり、靴の中に汚れたものを入れられたりと、多岐に及んでいましたが、どういう訳か犯人は分からないままでした。

私の上履きにも、血とも絵の具のようにも見える赤いティッシュが入れられるなどの悪戯をされていましたね。

学級裁判

当初は、児童による他愛ない悪戯いたずらだと思っていた先生も、なかなか犯人が判明しなかったため、途中からは、毎日のように学級会の議題に取り上げられるようになりました。

まぁ、子供の悪戯とはいえ、上履きを隠したり、靴の中に汚れたものを入れたりすることが続くのは良くないので、先生も見過ごせなかったのだと思います🤔

毎日続く学級会と事態が大事になっていくことに耐えられなくなったのか、次第と犯人は自ら名乗りを上げることになりました。

結論としては、犯人は複数人おり、最初は面白半分で悪戯をしたそうで、自供した犯人達の中には、泣いて友達や先生に謝っている子も何人かいました。

その後、先生の努力もあってか、若しくは、まだ心が汚れていない児童達が正直者だったからなのか、一つ一つの犯行が時間と共に解決していきました。

しかし、最後の最後まで未解決の事件が一件ありました😟

未解決事件

それは、転校生であるA子の靴を隠した犯人がどうしても捕まらなかったのです。

学級会での話し合いの結果、小学生だった私たちは日替わりで、朝早くに学校に来て、靴箱を見張ることにしました😤

でも、学級会で話し合ったうえで見張りをしており、見張りをすることは、犯人の可能性が高いクラスの児童にも周知の事実であったため、当然、何日経っても靴箱に怪しい動きはなく、結局、犯人らしい人は見つかりませんでした。

まぁ、普通に考えて、そりゃそうだろなとは思いますが、当時の私たちは外部の人間による犯行も視野に入れており、みんな刑事気分で靴箱を見張っていました。

見張っている時、私たち新米刑事は、勝手にいろんな人に嫌疑けんぎをかけていました。

例えば、転校生と一番仲良くしていた女子。
もしくは、転校生の家の近くに住んでいて、いじめっ子だった男子。
あるいは、実は大人の愉快犯がこっそりと悪さをしているのではないか。
更には、転校生自身が自作自演をしているのではないかとまで考えていました。

でも、結局、この事件は努力も虚しく解決に至らず、迷宮入りとなってしましました😥

小学生の時、子供ならではの悪戯いたずらをされた経験は、皆さんもあるのではないでしょうか?

大人になって振り返ってみると、他愛のない悪戯に感じますが、小学生だった頃は、とんでもない大事件のように感じたもので、何か不思議ですけど、どこか懐かしい・ノスタルジーな気持ちになりますよね。

今日は、そんな懐かしい思い出をお話させていただきました。

あれ?

・・・・・・そういえば🙄

私の上履きに赤いティッシュを入れた犯人も捕まっていないではないか!?

そこに気付かれた、あなたは鋭い!!

でも、それには理由がありまして、私は自分の上履きが悪戯いたずらされたことが恥ずかしくて、誰にも言えなかったのです😜

こっそりとティッシュを捨て、何事も無かったように、少し赤く染まった上履きを履いて、その日一日、学校生活を満喫していたことを覚えています。

なので、当然、事件化していなかったわけですね。

結局、そんな訳で「転校生の靴」も「私の上履き」も迷宮入りとなりましたが、犯人は間違いなく児童だと思います。

だって、大人になって考えてみれば、大人がそんな悪戯するわけないですし。

きっと先生も分かってはいたけど、あえてそれを口にしなかったんだと思う。

でも、同じクラスの子か、別のクラスや違う学年の子が犯人だったのかは分かりませんが、みんなが「ごめんなさい」と犯行を告白し懺悔していくなかで、犯人の子はどういう気持ちだったんでしょうね。

もしかすると、彼/彼女も謝る機会を逃してしまって、苦しかったのかもしれませんね。

1月6日 ゆこっこ

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